前回図右ナバホ族の活躍を紹介しましたが、米国では図左最初のアメリカ人は沿岸から説が考古学者の7割で、シベリアのマンモスハンターが内陸の無氷回廊から大型哺乳動物を追って説はもはや主流でなくなっています。
それを実態的に支える理由の一つが、図の沿岸赤色の食の豊かな海藻エリア(海獣・海鳥卵など含む)であり、「Kelp Highway昆布ハイウェイ」からフネで、無氷回廊が未だ開いていない古い時代(1.7万年以前)に入って来たと南北米の旧石器遺跡・遺物から判断されるという訳です。新説第1人者のErlandson博士の図では、千島列島が書かれ重要な事実(次回)が説明され、祖人・北海道Proto-Japanese Hokkaidoの北上が注目されますが、こんな新しい重要な事が、巷間本・博物館・教科書に全く載っていないことは残念というより驚きです。東京・北海道札幌のオリンピックです、子供に教え世界に発信しましょう。