西太平洋沿岸ルート、何故、近年の教室で教えられないのか?

カテゴリー: 最新情報,祖代(Sodai)・祖人(Sojin)

明治~戦後の歴史関係者は、現代に残る諸痕跡から日本人のルーツは南方だとしていました考えていました。その後のDNA分析からアフリカ単一説、1万件を超える旧石器遺跡の発見状況、環太平洋語族説などはこれを益々実証しています。「昆布ハイウェイ説により、今やアフリカ~Sundaland~日本列島~米新大陸南端まで、①千島列島は次々に見えて行けた、②ベーリング地峡沿岸は、北海道とあまり気温に差が無かったことなど、一応のHuman Great Journey が描けるに至っているのです。

しかし、何故か近年の日本の教室ではこのことがボカされ、むしろ「大陸」を強調する誤った教育も見られます。従って、今世界が注目する「最初のアメリカ人」問題に日本から声が挙がっていません。無論、数万年前からのことであり、よく分からないという学者主張も分からないではありませんが、子供たちが日本祖代・祖人について全く教育を受けず、祖先が“原始人”イメージの繋がりの無い人たちであるかのように扱われているのは不適切・歪曲と言うより異常です。縄文時代・人の研究なども進んでいて、基本的な知力素質は私たちとあまり違わないと判断され、ただ自然と共生する“素朴な”暮らし振りであっただけという認識になって来ています。まずは、北海道「日本祖人」を世界の「最初のアメリカ人オリンピック」に参加させましょう、世界に声を挙げましょう。因みに、次代縄文人は記録突破に至らず、鎌倉時代からのアイヌは論外です。


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