いろいろなことのあった今年も暮れです。日本始まりの「祖代」痕跡を追って来ましたが、それが今と何の関係があるのかという声も無い訳ではありません。
さて、下第1図は祖代3万年前の栃木佐野市に残された石器群の痕跡で、学者先生が分析すると遊動暮らしの「日本祖人」のキャンプ痕跡ということです。
また、次の代である縄文時代の秋田大湯には、大きなストーンサークルがあり、葬送儀礼などのモノと考えられています。万年前のこれらは、何故か落ち着きの良い「ま~るい」形です。そして右図、栃木の餃子の皮も、人の集まりでも昔から「ま~るい」形が落ち着きが良いのです。考えてみれば、ライオンが車座になって獲物を皆で食べるとか、アタマの良いイルカが円陣で何かするとは見聞きしません。やはり受け継いできた大昔からのヒトならではの伝統だと思います。除夜の鐘がうるさいなどと言わずに煩悩を反省しましょう、 今現在、大変なお取込み中の議員さんなどもおられますが、まあ皆さん、 令和“輪”元年いろいろありましたが「ま~るく」納めてよい年をお迎えください。