日本始まりの祖先創業の話は、驚きですが教科書に殆ど語られません。今回ニュースに飛び出した下図の地形は正に日本始まり時代に近いのです。出アフリカの現生人類史から、当時の「曙海」「北東ア平野」と日本列島の繋がり性ある当時の姿を知れば、ムリ無く理解できます。
狭かった津軽海峡、長野、恩馳島や遠軽白滝が黒耀石の宝庫であり、対馬暖流が流れ込まない偶然の恵みで、列島南北が同様の上に、早くから関越ルートが開かれ、北海道中央以南で最古の石器(前回報告)が同様である始まり時代の約2万年の文化の基層が築かれ、2万年前頃の北・西からの人と文化の流入を吸収して縄文時代の熟成となりました。この事がその後に色々な人と文物が渡来しても吸収し換骨堕胎して受け入れ、発展して来た秘密の核心でしょう。九州からの「日本祖人」の北上南下拡がりが基本であり、アフリカからの流れが不明な大陸から、時代を異にする北・西・南のよく見る3方向渡来図は世界に及ぶ誤解の元です。そして北海道東部からの北上は続き、海人の特徴(九州渡来・恩馳行き来)が、太平洋岸を16,000年以上前に昆布ハイウェイから舟でやって来たという最新の「最初のアメリカ人」研究の注目なのです。
そして、日本よ歴史始まりの原点に還れと言われているようです。