道東「日本祖人」は、「最初のアメリカ人」か?

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現生人類が下図の第1図の曙海を越えて約4万年前に九州に来て、日本祖人は3万年前には第2図北海道に拡がってましたが、北陸と石器が類似の第3図①道東日本祖人は、②次々に島が見えた千島を北上し、北極冷水が流れ込んでいなかった③ハワイに繋がる「米臨海」の沿岸の④昆布ハイウェイKelp Highwayは、昆布のみならず魚介・海獣・海鳥卵など豊かな食糧に恵まれ、かつ、北海道に鏡面対称性で似てましたので、沿岸のこの方面から、最初にアメリカ本土に入ったのではと考えられています。

それは、氷床で米本土が閉鎖されていた時期の15,800年前頃の遺物が米本土オレゴン州などで発見され、沿岸を舟でというのが新定説です。実は上第3図、ユーコン川上流のカナダのムツ遺跡は、24,800年前という数字が出ていますが、こんな時期にシベリアから来れそうも無く、米本土にも氷床閉鎖で入れないので学界では無視・軽視されています。しかし、3万年前に北上した道東日本祖人なら十分可能性がありますが、世界にその事がしっかり認識されていないからなのです。北海道の先住民が①歴史上の「日本祖人」と②鎌倉時代からの「政治先住」アイヌという世界に例のない、豪アボリジニや米インディアンもびっくりの1つの国に2種類の先住民が居るため、誤解・曖昧が世界に拡がっているからでもあります、罪深い。

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