最初の「豪」人、「日本祖人」、アメリカ人は、環太平洋移住!

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英Guardian紙が、豪国立大研究者による人類最初のオーストラリア(豪)進入は下図の北ルートという発表を報じています。北豪の国立公園内の先住民遺跡は65,000年前と言われ(異論あり)、南ルートが近いですが、渡海などの行き易さから北ルートの可能性が高いという事です。

因みに、スラウェシでは洞窟での「人手型」図が、その西のボルネオでは、世界最古の動物絵(4万年前以前)が発見されています。そして北上して、4万年前頃に九州に、3万年前頃には「日本祖人」が、北海道に進入しています。

また、近年の研究により、最初のアメリカ先住民は、16,000年前以前に北太平洋沿岸の「昆布ハイウェイ」ルートから舟でやって来たと考えられています。即ち、出アフリカ後の壮大な環太平洋ルートの人類移住なのです。

このような世界の「先住民」の状況にあって、日本の最高機関たる国会が、鎌倉時代頃からのアイヌ文化を継承する人たちを「先住民族」と言うのは、世界の物笑いの種です。1万件を超える旧石器遺跡から、約4万年の歴史を有することで知られている国なのに!また、学者先生が一人も異論を唱えないのも恥ずかしい事です、唱えたところで牢屋に入れられる訳でもないのに!(了)

  

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