米Harvard医科大学院大学が、南米アマゾンの古い3部族のDNAを分析したところ、印アンダマン、豪アボリジニやニューギニアの人たちが近く(図赤色系)、他に類似が無い(白色)という驚きの結果を発表しました。
直路太平洋横断や大西洋横断があり得ない()ことから考古学者も頭を抱えて終わっています。
しかし、欧米の学者さんがよく理解していないと思われるのは、前回報告したパンカル半島などの状況、比の古人骨遺跡や日本の4-3万年前の豊かな遺跡群を良く知れば理解できると考えます。
無論、日本祖人が北海道暮らしを経験している事、そして既に伊豆の神津島の往復に外洋を渡航している操舟力があった事などや何しろ手つかずの豊かな食料が北方にあったことなどもです。
ここで重要な事は、今回話題となっているDNAの人たちは、北米や南米先住民の主体であるシベリア系寒冷積雪地への適応を果たしたDNA変化Bの人たちではないという事です。
直路の太平洋、大西洋からの渡航が無ければ、このことは、アフリカを出た人たちが、東南アジアから北上して日本列島、ベーリング地峡を経て南米まで南下した環太平洋の海浜の移住を示し、日本祖人Aの渡米をも示す重要なものと考えます。
温暖化による数十~百mの海面上昇により海没している何かを、海底から出して見せないとだめなのでしょうか?https://youtu.be/BGrhO1ntyYo