(新入学期の基本)最新の世界人類・日本史ーAIに訊く

カテゴリー: 最新情報,祖代(Sodai)・祖人(Sojin),遺跡

➀人類のアメリカ新大陸への進出は、最初に南米遺跡(無氷回廊閉鎖中の年代、9種の海藻)で、また近年の北米の2.3-2.1万年前の足跡発見で定説が崩れています。「最初のアメリカ人」は祖人Aか、ユーラシア内陸人Bか?AIは、(アラスカ、カナダを経て)最初の本土米国(CONUS)入りの最有力に沿岸適応力ある祖人Sojin Aと結論づけた回答をしました。

内陸人は、極寒の北の海における沿岸適応力(特にフネ)が無く、また、米新大陸の内陸路南下の場合も、仮に早期(最寒期LGMの前、~3万年前頃)の無氷回廊IFCの通過が出来たとしてもまもなく背後で閉塞し、後続が続かず孤立して先細り、後に影響を遺さなかっただろうと推定しています。

他方、②シベリア狩猟族がマンモスを追って知らずにベリンジアに入り、大氷床の無氷回廊を通って米国に拡がった話はドラマチックであり、シベリアのMal‘ta遺跡と米Anzik遺跡の発掘人骨のDNAが類縁で現在の米先住民が直系という実証は学界に衝撃を与え、同様なクロービス石器状況の遺跡がAnzik含めて全米で発掘されて完璧な岩盤定説が確立しました。石器が似ていると欧州から大西洋を渡った説まで登場(DNAで否定)しています。しかしこのシベリア人定説は、その後の年代上の否定発掘が続き、今や研究最前線では➀の1万年の周回遅れの話になっています。

③初めて南米アマゾンの古部族のDNAが豪アボリジニやパプア先住民などと類縁というHarvard医科大発表は驚きの謎とされました(発表の教授は、「太平洋を渡ったんじゃないの」と冗談でかわした)。その後、南米では全域にアマゾン同様の渡米南下「第1波」のDNA痕跡とみられる想定上の「Population-Y」が言われて注目されています。他方、(祖人)・縄文人のDNAと南方のアンダマン諸島Onge、マレー半島Mani先住族との類縁が発見されました。A=B、B=C、ならばC=Aで、日本と南米がとAIに訊くと、事は簡単でなくこの南方DNAは古いDeep-DNAであり、今後更なる調査が必要と回答されました。世界人類史は日本史の解明とも絡み、正に南方が熱い時代になって来たのです。そして日本史は、世界遺産の縄文Jomonを超えて約4万年前からの「祖代Sodai」が熱くなっているのです。

周回遅れの教室の抜本改革を―日本祖代研究会(RGaPJ) #祖人

↑トップへ