(人類・日本史最前線) 「最初のアメリカ人」の沿岸ルート拡散説で世界が問う、縄文の前は誰?

カテゴリー: 最新情報,祖代(Sodai)・祖人(Sojin),遺跡

近年の考古学・DNA分析等で人類史の「最初のアメリカ人」問題は、行き着いた南米最古遺跡をも踏まえ、西沿岸ルート説に注目が。

➀南米遺跡では、海藻を好む沿岸小川沿いの暮らしが旧定説の北米クロービス文化やシベリア・ハンターのものとは異なり、この点で日本の伊豆祖人は注目されます。しかし、縄文(1.6万年前)ではなく対象となる「祖人Sojin」用語が教室に無いために日本の先史が世界によく知られず、世界の論議にJomon、 Ainuすら登場して誤解されているのは大きな問題です。

②2.3万年前のニューメキシコの足跡発見のみならず、定説があれほど明言していたシベリアからのマンモス・ハンターが無氷回廊を南下して拡がり、ニューメキシコ州(テキサスとの国境近く)クロービス文化が最古の始まりとの内容は、アラスカをよく調べたら真逆の北上説が導かれ驚きで、議論は依然として揺れています。

教室に祖人用語を導入し理解の増進を―日本祖代研究会(RGaPJ)

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