(人類・日本史最前線) 欧州先生、猛獣草原ではなく沿岸だったでしょう

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右図➀現生人類はスンダランドから東進し、豪・パプアに5.5-5万年以前に南北いずれにしろ沿岸ルートを、時に90km以上を筏で越えて渡海していったことをパプアの動物や樹脂などの遺物で英国大学等が実証(前回報告)しています。

②上記に至る過程は、欧州の方の大槍持って狩猟するイメージの危険性の多いステップ草原を進んで移住したのではなく、インド洋に面した長いスンダランド南岸(熱帯雨林を含む)を東進し、生物分離線の沿岸を北上して海の人(オランラウト)が進み、重要な3つの分岐点で別れつつ新人類は拡散したとみるべきでしょう。

左図 日本史の始まり祖代を考える場合、南方を経た「アジア地中海」を北上し「曙海」沿岸から対馬海峡を越えて先ず北部九州に渡海、海の人(オランラウト)系の祖人は沿岸を沖縄へ南下、太平洋・日本海の両沿岸を進み河川を遡上して山中に拡散し、当時の陸奥平野で合一して寒冷の北海道に適応していった万年の暮らしぶりの歴史を基本に考えるべきでしょう。

沿岸ルートを千島へ―祖代研究会(RGaPJ)

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