➀大学ご指摘事項 現生人類・新人が、海産物のみならず小島の熱帯雨林を利用(最古、一般に雨林内部で行動し生活資源として活用するのは容易でないと考えられてきた)し、樹脂固化品を活用するなど“原始人ではない”知力を示しています。
②既研究の実証性を提示 詳細な理論的研究で既に北ルート・90km・筏渡海(豪からの北上でない)が報告されていますが、今回は5.5-5万年以前という時期を実証し、かつ沿岸ルートを移住して来て、Wallace 生物分離線を北上(祖代研)して分岐し、東進曲折して小島を渡海して行ったとみられることも意義深いです。
③上2記の海洋行動(知)力からの推定 前述の➀②から、100km渡海力をもって新たに太平洋岸の「黒潮ルート」を列挙し得る可能性は、台湾更には日本行きに影響する重要性があります。祖先は、タイ、ボルネオ・カリマンタンに加えてニューギニアとの関連の可能性も考えられます。
教室に南方で続く新発見を、世界に日本の祖代・祖人の状況を―日本祖代研究会(RGaPJ)