以前に紹介しました東部アジア人(インマレイ系)の揺り籠スンダランド隣接フローレス島洞窟における発掘分析のニュースです。
1m身長の大人の小人骨といえば、(図右)先のアワ族が似てる北千島のまたコロボックルの類縁かと思う人もいるかもですが、今回は約70万年前の島の暮らしに適応し形成された、旧人の更に前の「原人」ということで別種です。
そもそも東京帝大助教授・第1級のフィールドワーカーの鳥居龍蔵が、明治・大正の北千島現地研究に基づく検討によりアイヌなどの伝承と遺跡・遺物・暮らし振りから史実だと認めた北千島民のコロボックル論は、残念ながら今も学界で至当に扱われておりませんが、そのような小人でもなく誤解です。
教室にコロボックル(留頓ルトン)を、世界に北方史を―日本祖代研究会(RGaPJ)