(2024最新人類史・日本史) 始まり時代は何処も皆が(南方系の)近縁、北海道東の祖史に光

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1.中南米の始まり先米民(Paleoamerican)の近縁は?

左図 万年~数千年前の④中南米先米民の男女頭骨(107サンプル)を各地のものと比較したところ、中米と南米が近縁、南米の何千kmも遠隔の地の間でサンプルに近縁性があって人口密度はかなりあったことになります。驚きはなんとそれらが北米ではなく②豪・メラネシア民と近縁であることが分かり、また②豪・メラネシア民は①東南アジア民と近縁なのです。他方、➃先米民は③東アジア民(日本祖人含む)とも近縁性があることが分かりましたが、万年の昔に多くの②豪・メラネシア民の家族がフネで太平洋を直路数千kmも渡ったとは考えられないことから③と➃の近縁は納得です。最近のDNA分析で、北米に多いシベリア発のY遺伝子ハプロQ、(少数の)Cなどが紀元後の進入で全く新しいことが判明しており、始まりの先米民(Paleoamerican)が北米に少ない事も納得です。従ってこれらの事から、①、②、③、➃、始まり時代の北米は皆が近縁であったことになります。
そして、アメリカ新大陸進入拡がり時代(万年以前)の現生人類は欧州も頭骨形態が近縁であり、南北米新大陸に違いが生じたのは現生人類が南米に拡がりおさまった後(寒冷適応モンゴロイドの進入後)、完新世からという重要な事が分析検討により導かれましたが、これは近年のDNA分析とも矛盾はアリマセン。他方、現生人類がベリンジアに達する初期時代には寒冷地適応の身体変化したモンゴロイドは未だ登場してなく(Dr. W. Howells, Harvard Univ)、中南米先米民は南方インマレイ系であり、北米内陸の氷床が融けた無氷回廊(IFC)開通後のモンゴロイド進入主体の北米との違いも納得です。

2.祖人を含む東アジア人が先米民と近縁かつ注目の沿岸ルート進入で、北海道東に光

東アジア人がアメリカ新大陸の南米にまで進入して拡がっていたこととなり、しかも太平洋沿岸・昆布Highwayルート進入の可能性が高いとなれば、それまで北米先住民(新)DNAとの比較で軽視されて来た日本列島・北海道北上のルートは、祖代研はもとより既に動画などで現れているように注目であり、その出発ゲートウェイの道東に光なのです。

周回遅れの教室に、誤解ある世界に日本の最新状況の発信を―日本祖代研究会(RGaPJ)

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