朝、日が昇るとイスラム教徒は、日没まで食べ物を口にしません。他国でですが、私はかつて現地服を着て、カミさんの買い物待ちに外で座って煙草を吸っていて、敬虔な老人に怒られたことがあります(仏教徒とは言えずに)。
早朝の状況は以前お伝えしましたが、日中もお店などなかなか賑わっています。というのは、既に断食明けのお祝いルバランに向けて商戦が、佳境に入っているためです。
そして、女性が抑圧されているとよくその槍玉に挙がる服装のヒジャーブ・ジルバブ・クルドゥン(呼び名多様)ですが、私には日本と同じくやはり元気な山の神と感じられます。
デザイン、色も多種です。薄地で軽く暑くなく、何より全体型柔軟対応、小顔化の優れものです。 抑圧!?どころじゃないでしょう。
やがて、夕暮れ時になると普段は見られない臨時のお店も通りにでき、果物が主のフルーツポンチのような胃に優しそうな甘い食べ物が、売られます。日没後の特に土・日は、レストランも盛況です。持ち帰りも多いですし。
一寸、私のこれまでのラマダンのイメージが変わりました。
暗くなって、モスクのスピーカーから流れる音量の大きい、神への祈りとともに宗教心を高めた各家庭は夕餉をいただいていることでしょう(音を伝えられませんが)。