(日本人何処から その2) 南方から北上で北部九州に、南下の種子島の陥し穴猟に光!

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①世界驚きの3.5万年前、社会性ある設定作業力は原始人ではない

動物(猪、鹿など)特性を認識しておそらく柵などで制限したルートを定め、陥し穴猟は、鉄器の無い時代に1m級の穴を多数設定し得た知力と社会性は、図下段の今の高校生の作業を想像すれば理解でき、原始人ではアリマセン。

種子島地域は、沖縄方向と関東方向への分岐点であり、他の遺跡と相まって意義(静岡・神奈川の同様例、生業航海等)を強化し合い、何よりも軽視されている年表の祖代(原始時代、旧石器時代等)の意義を高め、日本語の重要な言語系統問題などにも参考になります。

その位置と歴史から鉄砲伝来の受け止めもロケットが飛ぶのも偶然ではない!?

②日本史年表で始まり祖代の軽視は問題

祖代は、教室でも巷間の歴史本でも軽視されていますが、人の本質は進歩なく(ウクライナ侵略、ガザ戦等)、ヒトの脳は昔を残し建て増し式でリセットしないので、60%の長期にわたり育まれた基層(陥し穴以外にも多くの世界考古史メダル級事象)の影響は軽視すべきではアリマセン。島内における自らの発明はもとより、神話も藷制度や食なども取捨選択していて、祖代・縄文の基盤の影響は大きいでしょう。

③日本語の起源問題に、訳知り顔のご託宣は誤解の元

9千年前、日本列島はアイヌ語だったと一流研究機関の教授の動画に登場し、あるいは弥生時代の稲持ち渡来人に元があるという先生がいますが、南方北上の始まりから元日本言語学会長である松本克己先生の「元は指摘出来ず、環太平洋語群の類型」という論に納得します。言語の成り立ちは、文化に大きく影響するモノであり、安易な我田引水のご託宣は慎むべきです。

現在の種々の問題に対しやはり原点の探究理解は重要であり、いずれにしてもまずは始まり祖代の諸事象を教室に、世界に発信を求めます。―祖代研

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