左図①アメリカ先住民Nativesによる最大のフェスティバルが、正に2.3万年前「足跡」発見のニューメキシコ州都アルバカーキで、新たにベリンジア移住として認識されるべき2万5千年の歴史に目覚めるかのように行われました。
右図②我々はサルからの進化ではアリマセン、誤解です。また欧米先生が騒ぐ近頃流行りのユーラシア大陸のネアンデルタール旧人ともはっきり違います。地球人は新人(モロッコで31.5万年前の人骨発見で、誕生史が10万年遡り見直しが)で皆が親戚であり、大半は出アフリカを契機に拡がった者たちなのです。そして大ユーラシア大陸のアメリカ移住という最後の謎について、③足跡発見で定説が崩れましたが、その重要な意味は、北米状況が分かれば南米へ南下移住したので歴史は分かるといったものではなく、実はこれまでの北米遺跡は全て「中間・中層」段階のモノであったことが明らかになった事です。即ち、引き続き北米最古を探す事以上に、まずこれまで軽視されて来た南米で、古人骨のルチア(ブラジル、1.2万年前)アマゾン先住民などの最深・最古を探究し、逆に北方の状況を見直す時代になっているのです。ここで、南米への第1波は太平洋岸を舟で来たというのが、世界の学界の主流認識ですから、大ユーラシア大陸(南北の米新大陸を含む)内陸の陸上移住のみならず、遡って北方も太平洋沿岸が、舟で行動した海民が、そして太平洋沿岸ルートである日本列島の始まり祖代Sodai(縄文Jomonの前)の「祖人Sojin」(約4万年前に対馬海峡を舟・筏で家族が渡海)を、特に海民である3.8万年前からの伊豆Izu祖人、太平洋側と日本海側の両側を北上した人々が東西合流した陸奥平野Mutsu・青森~ゲートウェイ道東(北方領土含む)の3.5万年前頃に及ぶ祖代の歴史状況を研究すべき時代なのです。
周回遅れの教室に新風を入れて研究の最前線を覗き5月病対策を。また、昨年末に国宝指定答申がなされた遠軽町の祖代・白滝黒耀石群、世界遺産である北海道・北東北の縄文遺跡を世界に発信し、国際共同研究の推進を。