(日本史2022) 道東ゲートウェイへ、仙台系か北陸系か、まず青森で融合の陸奥系か?

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注目の道東ゲートウェイ関連では、白滝遺跡群が国宝指定答申され、帯広1.5万年前遺跡で黒耀石がたくさん発見されました。

右図人類史では、最後の謎であるアメリカ新大陸に「誰が、いつ、どのように」について依然論議中ですが、サッカーでアルゼンチン・メッシの優勝やブラジル・ネイマールの活躍で、進入第1波南米先住民の遺跡・DNAの解明が重要であることを改めて気づかされました。これに北海道祖人が進入関わり候補であることから、左図、注目の道東ゲートウェイへ「誰が、どこから」が問題となります。約4万年前に北部九州に渡海し、拡がった状況から道東へは、①仙台系(当時は氷河期で海獣がいたので北海道の暮らしの予行が出来ていた)か、②北陸系(帯広遺跡と似ていると言う研究者が)か、青森で融合した後の③陸奥系かとなり、実は今は目立たないですが大間ルートは有り得ました。いずれにしても、世界では最初の航海の痕跡として、オーストラリアへはどのルートで行ったのか問題にされ、諸条件を分析したところそれまでの南ルートではなく北ルートであると言う論文が出ました。その後、いや、やはり南ルートだと言う意見も出ているようです。いずれにしても、日本の教室は、日本始まり時代のこのような問題について全く論じていないのは、学問的にも教育的にも周回遅れです。それによって、新たな捜索が行われたり、日陰であった痕跡に光が当たったりしますし、世界の南米問題にもかなりの蓄積があります。生徒・学生に教え、将来の解明を期待すべきです。

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