(人類史2022)最初のアメリカ人、誰・いつ?依然論議中、南米の先住民DNAに注目!

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図左、昨年発表の米ニューメキシコの足跡衝撃で、論議継続です。アジア南方北上ルートの日本では、北海道遠軽町・白滝遺跡群の「国宝」指定答申があり、帯広では大量の黒耀石(15,000年前、道東産)が発掘される素晴らしいニュースでした。

北海道祖人(Sojin、Proto-Japanese、列島初代で縄文人Jomonの先代)は、最初のアメリカ人問題の参加候補であり、図の赤点線のようにシベリア・ハンターの一辺倒説は揺らいでいます。他方、世界中が湧いたサッカー・ワールドカップ、優勝の南米アルゼンチン・メッシ、活躍のブラジル・ネイマールですが、実はそれら地域(中の特に陸の孤島的)の先住民のDNA分析にも光が当たり、北米の中・東部には見られない母系ミトコンドリアの古いハプログループDが残る進入第1波で、進入の3波説やルートAorBと共にDNA面から日本とも関わりがありそうなコト(縄文人mt-D11%、進入参加候補の祖人との連続性ー東邦大学等令和3年6月)が注目なのです。来年2023年は、引き続きこれら課題の解明、諸説論議の活発化が期待され予想もされる状況です。我が国も積極的に参加し、国際共同研究を推進すべきです。 #百年記念塔、先人歴史を学ぼう守ろう!

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