先史巷間本の隆盛は素晴らしい。さあ、学界は始まり「祖代」をよく分からないと軽視しないで、もっと学校で教えましょう。こんな大昔の充実年表ができるなんて他所の国では考えられないし、「どこから」(出アフリカ後、東進した南方から 「北東ア平野」沿岸を北上し、曙海を越えて北部九州に )、「いつ」(約4万年前)も大体のところは分かっています。
そしてこの始まりの渡海は重要であり、ハーバード大ハンチントン教授が、「日本文明」と認識した祖代の基盤が、縄文まで含めた基層が、重要なのです。舟を造り操り伊豆の海を行き来して運んだ黒耀石を交易し、鉄器のない時代に1m超えの深さ・大きさの穴を多数作る陥し穴猟を企画・指示・制作(やがて北海道から九州まで)したり、磨製石器、環状キャンプ、釣り針など原始時代ではないです。ある時から縄文時代と呼ばれることになる直接繋がる、縄文時代を準備した助走(日本史の60%の期間)として教えましょう。何しろ、今、特に米ニューメキシコ2.3万年前の子供たちの足跡発見で、3.5~3万年前からの北海道祖人Proto-Japanese Hokkaidoは、北上を継続して「最初のアメリカ先住民」に関わった祖先候補としての可能性が注目されていますので。当時は狭くなっていた津軽海峡を越えて北海道の暮らしに適応し、北上継続のゲートウエイである道東・十勝の若葉の森にはしっかりと生活の痕跡が残されています。
1万件を超える遺跡発掘について、日本の旧石器等研究者の成果は素晴らしいのです。子供に世界に。