「歴しニア」意見 日米古人骨(先住民)、南方からのインマレイド北上系!

カテゴリー: 最新情報,祖代(Sodai)・祖人(Sojin)

1図、現生人類史は出アフリカからの東進・北上(着色矢印)により、海辺・熱帯雨林暮らしなどで変化したA:南方インマレイドが、西方からの種族(B)も混じえて寒気・降雪・強風などに適応し大きく身体変化したC:モンゴロイドとなりました。

これを、ジンギスカンに心胆を激しく寒くされた欧州学者が、モンゴロイド旧、新という大雑把な区分で命名したのが誤解の元で分かり難くなっているのです。2図中央にモンゴロイドの特色ある人物一例図を出していますが、左側の日本における南方系の祖人から縄文人と異なることがよく分かります。問題は、今回アメリカ・ニューメキシコで発見され2.3万年前の子供などの足跡について、祖先は誰なのかです。一般人はもとより欧米学者も、「最初のアメリカ人」は内陸が大氷床に覆われていた時代なので北太平洋沿岸から「昆布ハイウェイ」を入って来た(沿岸進入説)と多くが考えていますが、それでは人はなるとシベリアの狩猟族と思っているようです。しかし、今アメリカ古人骨で復元されているのを見ると、9,500年前のテキサス州リアンダー・ウーマンもカリフォルニア州ロスアンゼルス女性も見て分かるように南方インマレイド北上系であり、その上の9,000年前で少し新しい、論議を呼んだケネウィックマン(ワシントン・オレゴン州境コロンビア川で発見)は、2つ図があり①南方系Aと②混在ACになっている大変に興味深いシロモノです。

この3人骨から導かれる結論は、2.3万年前足跡子供は、どれかと言えば石垣島人骨に近く、モンゴロイドではアリエナイ事が分かります。従って、発見に際しいつの時期のどんなシベリア狩猟族だったのか、そして何よりもゲートウェイ北海道の祖人Proto-Japanese Hokkaido(3.5~3万年前以降)が浮上し簡単な紹介が付記されねばなりませんでした。今後の注目点ですから。問題は、世界が不勉強なのではなく、学界が世界に祖代史、伊豆の海を行き来した子孫の北海道祖人について発信していない事なのです。

日本の祖代は大昔にしては十分に分かっている方(1万件を超える旧石器遺跡の分析から。近隣は数十件)なのにです。子供教え、世界に発信し、国際共同研究の主導を、です。

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