下図左、ミトコンドリアDNAの状況から、現生人類の日本列島への渡海・拡がり北上の「上山」痕跡が推定されます。それに図右、千島に北上を継続して渡米仮説の「山登り」モデルを接合すれば人類の始り拡散、沿岸ルート説の「最初のアメリカ人」史に

*図左ミトコンドリア母系DNAの調査から、移住パターンや集団間の接触を推測
➀南方から北上、曙海北岸・小島を時計回り移住で対馬~五島~薩摩から南下の沖縄が原点を示し、DNA的・言語的に実証の列島最古人骨です。他方、沖縄同類の始まり九州~太平洋側の徳島~青森という「上山」痕跡の繋がりラインナップに、丁度、渡米の山登りモデルが青森(当時は日本海側に大雪は降らず、両側から北上し陸奥平野で東西が合一)で、接ぎ木したように合います。
②米大陸側では、ニュー・メキシコおける2.3-2.1万年前の足跡発見で、この時期は内陸の「無氷回廊Ice Free Corridor」 が閉鎖中であり、沿岸ルート説が高まっています。この場合、シベリア狩猟族が初めてアラスカに出て来て冬の海の沿岸ルートを移住できたのか疑問もあり、伊豆で生業航海した祖人子孫の青森からの「登山」に注目です。なお、北海道史には事情があり分かりにくいですが、道東~千島、祖人子孫の北千島通過については6千年前の縄文遺跡もあり、先住遊動海民の留頓(るとん)、コロボックル(坪井教授が制定の用語及びアイヌ伝承の先住民)がいた痕跡があり、次々に島が見え、夏は舟・冬は流氷歩きで行けましたので、北上「登山」の通過想定を否定する要素も無く問題ないです。
教室は視野広く抜本改善を―日本祖代研究会(RGaPJ)
#祖人 最初のアメリカ人