図左 人類が南方から北上した約4万年前、曙海の沿岸民家族の時計回り対馬移住である対馬海峡の渡海が始まりで、その後も五月雨渡来は続き、多様なDNAながら列島内の環境適応・混合・盛衰による同種の大同小異である同様な人々でした(当然、10割)。世界の視点で見て、同様なDNAの違い・小異を針小棒大に言い募るのは誤解の元です。そもそも人は、言葉・信仰・暮らし振りなどが基本の大事であってDNA万能視は誤解の元なのです。
図右 南方から緯度を北上してきた、温和な祖人・縄文人の基盤上での環境適応と盛衰の列島内のDNA変化です。巷間の書籍・博物館等に見られる3方向から渡来した図は、時期も新しくその影響もバラバラであり、一緒に描いた説明は誤解の元です。
注目の北海道は江戸時代初期の大量の渡道などが特色であり、今2.5万年前頃の「最初のアメリカ人」問題への参加標準突破で渡米の可能性に注目なのです。人類が拡散したルートで、現在、緊張が続き注目されている「アジア地中海」は今、先史の上でも光が当たっています。Braudelのような「アジア地中海」の歴史分析・記述が望まれています。
周回遅れの教室の改革を―日本祖代研究会(RGaPJ)