(日本人類・考古学の祖、坪井正五郎東大教授の真実             ―三上徹也著、筆者抜粋)

アイヌの口碑(言い伝え)では、北海道には「先住民族が居て、身長低く、女の風俗として手に入れ墨を施し、竪穴住居は木の枝で屋根を作り、土を掛け或いは蕗(ふき)の葉で葺(ふ)いた。土器や石器を用い、魚を獲るに従事し、アイノ(アイヌ)と物品を交換することもあった。何れかに逃げ去った」(1888年坪井・小金井調査)、「声を聴いても姿を見ない、その女を窓越しに引き入れたが3日のうちに死んだという」(1785年最上徳内の道内津軽人聞き取り))、「その入れ墨をアイヌが真似て始めた」(1806年志鎌万輔)、「アイヌが脅すと身を隠す」(2012年瀬川拓郎)などなど。そして、此の先住小人説(坪井教授)を一度は否定した弟子の鳥居龍蔵は研究調査を重ね、「近頃、坪井先生の説をなお一度見直してみたい」と呟いた(昭和10年)。アフリカを出た現生人類が、九州に4万年前頃、北海道に3万年前などは、全く全く想像もできなかった明治先達の貴重な研究論議でした。鳥居先生の最後の呟きに研究で応えることもなく、国連UNに押されてアイヌを「先住民族」として国会で認めるなど、余りにひどい学問の冒涜です。

正に、最新研究の「日本祖人」・子孫として、十分理解できる小人説であるのに!

フィリピンで原人が発見されて話題ですが、現生人類・新人と仮に交雑が有ったとしても現在の世界の人類に関わる問題では有りません。むしろ問題は、人類史の最後の謎と言うべき最初のカナダ人・米本土人は何者かです。それに大きくかかわるのが、既報告のアジアにおける①沿岸「海の民」と②降雪寒冷適応の内陸ハンターの2重性です。

最新の研究で、アメリカ新大陸の謎は、1.16,000年前以前(縄文人、ましてアイヌは問題外)2.昆布ハイウェイを来た「海の民」という新定説となっています。可能性は、下図A,B,Cが考えられますが、北の海の民の操舟・造舟の厳しさを考えれば、欧米学者はなんとなくC,Bのようですが、Aの可能性は高いと考えます。

つまり、北海道の先住民を鎌倉時代からのアイヌと言うような歴史を歪曲することが影響しています。原人発見ニュースの陰で、アイヌ「先住」という 先に住んで居た訳でないのに ゴールポストを動かした、誤りの認定を国会がしましたが、賛成者は歴史に残る恥辱となるでしょう。

欧米学者は、ネアンデルタール、デニソワ旧人、そして旧人と新人の雑婚に関心が強いです。出アフリカはお気に召さないんですか。しかし、数%以下の新旧の雑婚があったところで我々全世界の人類と旧人は全く別の話です。それよりもアジアにおいては、出アフリカ後、 先ず インド洋・太平洋の沿岸を拡がったことが重要です。酸性土壌の日本列島は、人骨が見つかりませんので日本の学者が、1万件を超える遺跡が有るにも拘わらず、4万年前頃の九州から3万年前の北海道への移住史(下図)を世界に発信していませんので、よく認識されていません。


このために欧米学者は、アジアを新・旧モンゴロイドとしていますが誤りです。最初の沿岸の民「インマレイド」系とその後の内陸ハンターであるモンゴロイドの2種が特色なのです。 内陸で降雪寒冷適応を果たしたハンターが広く南下してその影響がアジアを覆う2重性こそ特色として認識すべきものです。この後段の影響の強さから、ジンギスカンにびっくりしてモンゴロイド一つにしている誤りです。そしてこの沿岸の民と内陸ハンターの2重性、また、沿岸の民の文化・習俗の影響は基層にあり、そのことは「日本人とは何者か」を考える上でも重要で、決してDNAだけでは論じられません。 遺跡ではっきり出ている「 日本祖人以来の 北海道3万年」が世界人類史の始まり時代の考察において重要なのです。そんなことも認識しない国連UNが、政治的に鎌倉時代のアイヌ「先住」を押し付けるのは更に世界に誤解を振り撒いているのです。子供たちに「正しく」教えましょう。

温古知新

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4万年前の日本史? はい、十分意味あります!

4万年前に舟で曙海から九州に渡って来て、3万年前には北海道・沖縄にまで拡がった「日本祖人」に始まる日本史。

そんな古い事の研究に意味あるのかって?あります。科学技術が進歩したことに惑わされて人間が進化・進歩していないことを忘れてはいけません。4万年前、こんな酷い夫婦は存在できなかったでしょうから、むしろ退歩しているのです。隣り近所の「独裁国」の恐ろしさは、ヒットラーやゲッペルスも顔負けですし、それに一言も強い文句を言わない新聞・テレビのエラソウさんたちも昔と何も変わっていません。原点を見つめてよりよいまともな社会を作りましょう。

慶祝「令和」、万葉集から。

ギリシャ神話は、太陽に向かったり、地球を支えたり荒唐無稽で史実と違いますが、そんなモノとして教わっています。では何故、約4万年前に九州、3万年前には北海道・沖縄に拡がったという最新の歴史研究に合致しているような、天孫が九州に降臨したという日本神話を学校でしっかり教わらないのでしょう?! そのくせに、史実と全く違う鎌倉時代頃からのアイヌ「先住」神話は、国連UNがゴールポストを動かして押し付けて来て、声高に教わるのは何でしょう?! 民族の歴史と伝統を子供たちに「正しく」語り伝えましょう。

約4(3.8)万年にわたる本邦の歴史の、と語れません。岩盤規制のためです。下図は、米国人、日本考古学協会・歴史界、誰も1点を除き最新動向で異論ありません。それは、日本上陸始祖は、「朝鮮(韓)半島から」ではなく「曙海」沿岸からだという私の主張です (だって朝鮮半島の先に史実が無い) 。①普通に分かるのに、諸論あるとして学校で教えない。②書かれていないモノは「歴史」じゃないというゴールポスト動かし③その頃、「日本」なんて無かった (メイフラワー号で来た時、米合衆国と呼んでたか?) ④朝鮮半島を「韓」半島と呼ぶ不自然(世界と北朝鮮の人は怒る)。一つ一つが、大先生が言っている驚きの岩盤規制なんです。戦前は牢獄に入れられても一人くらいはこういう案を言う学者は有り得ましたが、戦後は、一人もいない学問の自由の無い権威主義・「イデオロギー汚染」の岩盤規制の状況なんです。「自らの過去について概念を持たぬ国民は、現在、将来をも、処理することは出来ない」(シュレディンガー・ハーバード大教授)なのに。

慶祝 新元号「令和」

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新元号「令和」の決定を心からお慶び申し上げます

天孫が九州に降臨したと語り継ぐ神話は、祖先始まりの学問的な歴史事実に合致しています。約4万年の歴史、万世一系の天皇陛下を戴く祖国の歴史を子供たちに語り継ぎましょう。今、世界の歴史学会では「日本文明」という捉え方も出てきており、「日本教」の 民族の 誇るべきユニークな歴史です。始まりは、出アフリカ後の現生人類史の流れと積み重ねられた1万件を超える旧石器遺跡の研究から下図のようなものと考えます。厳密に名を借り、分からないとして子供たちに教えない、あるいは、その後の渡来を含めて3方向からと図示するのは誤解の元で、いずれも適切では有りません。九州からの北上と南下という始まりの歴史を語り継ぎましょう。九州へは、対馬へか五島へか。八重山へは、台湾からか沖縄本島からかは、今後の研究です。

下左図は、縄文文化の愛知・渥美・伊川津貝塚人のゲノムが、8,000年前の東南アジア人に類似であるという発表(米国科学ジャーナル2018.6)を日本メディアが英文記事にしたものですが、移住ルートは、赤太線を描くべきものです。そうすれば、右図の日本列島史の「日本祖人」の渡来拡がり図に合致し、理解し得るものです。ところが、驚きはその発表に全く無縁のよく見る①北から、②半島から、③沖縄からやって来た図が、青線で描かれています。「日本祖代」、縄文時代の基本となる右図がこの国の学界では無視されています。実は、これがアイヌ「先住」、沖縄や北海道独立などと言う歴史を歪める政治的主張・妄言となっているのです。そして陰湿な英語の歪曲記事が世界に撒き散らされて、国連UNなどに誤解を生んでいるのです。

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無知な「先住」定義は、真実を知った子供たちに相手にされない!


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世界人類史において、東京都神津島村恩馳島は、「日本祖人」が舟で黒耀石を採取しに行き来していたことで歴史学会では知られています。今回、ポーランド南部で6万年前頃のネアンデルタール人の多数の石器が発見されました。出アフリカ地域から見れば、東の豪州に現生人類・新人が進出している頃もユーラシアでは、ネアンデルタール・デニソワという旧人が存在し得ていました。即ち、基本的に南から北上した現生人類史です。そして、アメリカ新大陸には、最も寒くなったLGM期(2万年前頃)後に沿岸から進入したと考えられていますが、①北海道からと②シベリアからと2ルートあります。しかし、北海道の場合、その古さからLGM期の{前に}渡って行った可能性すらあるのです(シベリアからは無し)。東京、北海道は、一般にはこういう点が理解さていません。鎌倉時代から(北海道大学のDNA調査)のアイヌが、「先住」という誤解を招く国連UN勧告、国会決議がなされる事由です。それは、世界の学校でアフリカ発のこの人類史大観という基本が教えられていないためでしょう。

アジアは、南方からの北上、そしてずっと後の影響大きい北方からの南下が重なった多様性があります。しかし今、太平洋沿岸の心根の共通性が注目されています。現代人のDNA分析だけでは分からない「暮らし振りと親近感」にもっと目を向けましょう。「日本祖人」から約4万年間の島国での歴史の積み重ねは重 く、「日本教」の解明が大切です。 現代人の脳基部は石器人のままだそうですから。さて、アイヌが「先住」だって? 勘弁してください、鎌倉時代からですから。

米国オレゴン大は、「最初のアメリカ人・カナダ人」問題に関し、これまで石器・人糞石等の遺物調査を進めて来ていますが、最新の主流説を提示しています。米国北西岸では、隆起した場所での古海岸調査も着手されてきています。最初に来たのは、①海の民の3万年前「日本祖人」(北海道)か、それとも②マンモスハンター1.5万年前頃シベリア人なのか、世界の注目です。1.5~1.3万年前の2代目・縄文人は参加資格無く、まして鎌倉時代以降のアイヌは論外です。北海道の先住民は世界の注目なのです。誤解を招く「先住」定義を止めてアイヌからこの語を外し、国会決議を修正しましょう。豪アボリジニや米インディアンとは全く違いますから。あたかも欧州人が大西洋を渡って来たと主張するグループと同じで、 誤り です。

今や人類史の流れの解明は着実に進んでいますが、厳密に名を借りた日本学界が何も知らせないため、最高機関・国会が、日本史を知らない国連UNの勝手なゴールポスト動かしの「先住」定義圧力に屈し、学問成果に合わない決議に至っています。これは将来を担う子供たちに対する大罪です。女性活躍社会が話題ですが、国会の先生、ミトコンドリア・イブ、ルシアを知ってますか?そして、約4万年前からの「日本祖人」を。(詳細は累次の投稿を)

約4万年前に南方から九州に家族が来て、「日本祖人」は、3万年前には北海道にまで拡がっていました。途中の3.8万年前頃から、良質な黒耀石を採取するため、伊豆から東京都の恩馳島に「行き来」していたことが、蛍光X線分析装置による産地特定で確認されており、こんな古い時代の操舟での行き来は、世界の歴史学界の驚異であり、子供たちに教えるオリンピックに相応しい金メダルの偉業なのです。 是非、来客の皆さんはじめ世界に示して欲しいものです。

因みに私は、無理なく波に乗ることを重視し、先ず北部伊豆諸島に渡り、歩いて舟を曳航する事を多用して神津島に迫り、そして恩馳島へ操舟する行きの航路です。帰りは、河津北の見高段間遺跡の方に向かいます。特に夜は、それが北極星方向になります。

(了)

アイヌ問題、世界史視野で!

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アイヌ問題、世界人類史の流れを普通に見れば謎でもなんでもなく理解できる史実。厳密に名を借りて学界は語らず、分からぬメディアは謎にする。それでいて何の根拠もない、日本史知らずの国連UNに押されてゴールポストを動かしてアイヌを「先住」とする国会。いつか納税者の叛乱になる!

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