人類の環太平洋移住MPORは、カリフォルニア沖のチャネル諸島に注目!

米Oregon大学とSmithsonian研究所合同チームが、Channel Islandsで、1.22~1.14万年前頃の極薄く精巧な〝海上用″と言うべき匠Takumiの技で、内陸の物とは全く異なる石器を魚介、鳥や海獣の骨と共に多く発見しました(2011年)。

発見学者達の驚きは、石器自体の技巧の素晴らしさとその古さです。(Smithsonian insider 2011.3から)

米考古学会の大御所が、最初のアメリカ人という話の中で「日本からとも言われるチャネル諸島の海の民の・・・」として言及しています。

最初の渡米は、シベリアからだけでないとはっきり意識した見方に言及しており、今後十数年間は、「First American」テーマで重要な発見が期待できる非常に注目される分野と述べています。

学者さんは、なかなかはっきり「日本から」「日本祖人子孫が」とは言ってくれませんが、当時、海面は50-60m低く、前回述べましたように、正に島で海の民の痕跡が発見されています。https://youtu.be/BGrhO1ntyYo

米Harvard医科大学院大学が、南米アマゾンの古い3部族のDNAを分析したところ、印アンダマン、豪アボリジニやニューギニアの人たちが近く(図赤色系)、他に類似が無い(白色)という驚きの結果を発表しました。

直路太平洋横断や大西洋横断があり得ない()ことから考古学者も頭を抱えて終わっています。

しかし、欧米の学者さんがよく理解していないと思われるのは、前回報告したパンカル半島などの状況、比の古人骨遺跡や日本の4-3万年前の豊かな遺跡群を良く知れば理解できると考えます。

無論、日本祖人が北海道暮らしを経験している事、そして既に伊豆の神津島の往復に外洋を渡航している操舟力があった事などや何しろ手つかずの豊かな食料が北方にあったことなどもです。

ここで重要な事は、今回話題となっているDNAの人たちは、北米や南米先住民の主体であるシベリア系寒冷積雪地への適応を果たしたDNA変化Bの人たちではないという事です。

直路の太平洋、大西洋からの渡航が無ければ、このことは、アフリカを出た人たちが、東南アジアから北上して日本列島、ベーリング地峡を経て南米まで南下した環太平洋の海浜の移住を示し、日本祖人Aの渡米をも示す重要なものと考えます。

温暖化による数十~百mの海面上昇により海没している何かを、海底から出して見せないとだめなのでしょうか?https://youtu.be/BGrhO1ntyYo

 

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