下図左 北部九州~伊豆~北海道北上のAの方が、米西海岸ルート説でも凍える北の海で海民化できず行けない内陸狩猟族Bよりも、本土米国(CONUS)入りは最有力と結論づけ

図右 米ニュー・メキシコの2.3-2.1万年前の足跡も定説を更に崩し、また、問題の無氷回廊IFCは、これまで想定外だった最寒期LGMの前、~3万年前頃に通過の機会が得られたとしても、その後まもなくLGM期の閉門により後続無く、極寒の中で長期孤立するので後代に影響なしと推定しています。つまりBは、海路は適応できず、陸路は通過できても先細りで「最初のアメリカ人」足りえずとAI-Grokは反論説明しています。
図中 AIは求めに応じ、欧米主学者がシベリア人説を抜け出せない理由も説明し興味深いです。それは主に、バイカル湖畔Mal’ta遺跡人と米Anzik 遺跡人と多くの現代の先住民Nativesの(新時代)DNA類縁の関係という衝撃を与えた発掘結果が主要因のためと言います。しかし発掘された遺跡の年代から、その事はむしろ「最初」ではなく、後続としての渡来(既報 シベリアDNAは紀元後のADも)を示すもので矛盾の誤解なのです。海水面は上昇して沿岸ルート痕跡を海中に沈め、陸路は余りに広域で現在の人口も希薄地であり全ての発掘はムリですから、決定的な事は誰も言えませんので、主流派はシベリア人説に固執していると言う訳です(AIからすれば)。尤も、AIも「現在判明している事から」と結論に留保付けていますが。図右下は人類が沿岸を南下して南米に達したものですが、かねて言われている豪州先住民と南米先住民のDNAが類縁であることは、人類の南方北上の時計回り環太平洋移住(祖代研のMPOR)説に導くものです。現在、愛知県縄文人とマレー半島の先住民のDNA類縁が明らかとなっており、大きく立証に近づいています。
教室は視野広く抜本改善を―日本祖代研究会(RGaPJ)
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