(東京・札幌五輪)  内外に誤解、「固有」の文化と歴史「先住」の違い!

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国連広報センターや辞書の言う先住民族である最初の住民、「先住者」は、1万件を超える遺跡の分析から、「日本祖人」Proto-Japaneseです。

もう、「分からないから」は止めましょう。3万年前だからって、熊や北キツネが磨製石器や石刃を作る訳は有りませんし、マンモスハンターの痕跡もありません。人骨は見つからなくとも、石器の発掘場所・新旧で、現生人類が九州から北上し青森から津軽海峡を越えて行った事も分かります。仮に全く新たなパラダイムの遺物が発掘されたら、修正すればよいのです。図右の通り、約4万年前の北部九州への渡海で始まり拡がった日本祖人は、豪アボリジニやアメリカ新大陸の先住民との関係が今、世界人類移住史で徐々に解明されて行っています。そして、日本列島で生まれたその子供の縄文人であることを教科書ではっきりさせていないことが、内外に無用の誤解を生むことにもなり問題です。

豪アボリジや米先住民は、「固有」と「先住」の2重性を有していますが、日本の事情は違います。Indigenous「固有・特有の」種族の文化・習俗を尊重することに、歴史を曲げて「先住」の語を冠した国会決議の明らかな誤りが、今ではこのような指摘をする正論を、Facebookがスパム扱いする逆様の異常をもたらしてしまっています。問題も多い原始・野生性の「固有」の保存の適否、歴史における種族の共存・混血、学校教育における歴史の年表の作成・見方など種々の異論のある問題を、拙速に決めた国会は大問題でしたが、「固有」と「先住」の違いに、異論を唱えた学者が一人もいなかった事が、実は「学問の自由」の何よりも一番の問題なのです。この事も子供に教える必要があります。

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