日本の始まり、3区分でなく4文化地域区分の特色!

カテゴリー: 最新情報,祖代(Sodai)・祖人(Sojin)

巷間本から、第1図のルーツは内陸3方向から図が消え、(2代目の)縄文人は何処から?という愚問も消えて歓迎ですが、そのためにもやもやで、未だ「沿岸ルート」を言いません。ところが次いで重要テーマである第2図文化地域区分で、間違いの3区分説図が登場して来ました。見にくい図ですが、縄文早期に至っても斜線をよく見ると4区分とすべきことが分かります。

重要なことは、巷間本は①始まりルーツに係る「曙海」沿岸である九州西岸(五島~薩摩)から沖縄地域の繋がりを全く認識していないこと。②津軽海峡で分かれず、祖代はもとより円筒式土器など両岸は共通であること、③中央部で東と西の複合性(現在の関東やがて甲信越・東海含む列島中央部)があることで、この4区分は実は相当長く日本列島文化を認識するベースになり、やがて縄文を過ぎると「西」が注目されるのは承知のとおりです。そして第3図、始まり時代における南方から北上して適応した拡がりと定着、約2万年の「日本祖人」文化の基層を認識していません。北海道「日本祖人」は、世界が注目する「最初のアメリカ人」の候補である可能性が全く巷間本には出てきません。3区分図は、どこから導かれるのか不思議で、史実を全く無視したアタマの産物の酷いものです(歴史説明本なのに!)。


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