人類史の謎、北海道とベーリング地峡が熱い!

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始まりは米Harvard医科大が、南米アマゾンの古部族のDNAを調べたら北米に見つからずびっくりし、結局、豪州・印アンダマン諸島で見つけた事でした。当ホームページは、Sundalandと日本研究から南米南端までの①環太平洋MPOR説を唱えてますので驚きません。更に、無氷回廊が開通する前の遺跡が南米チリで見つかり、「最初のアメリカ人」問題のシベリア定説が揺らぎました。

かねてから米学者の④ソルトレーン説はあり、③太平洋横断説も登場してます。流石にアフリカから直路の大西洋横断説はありません。③の横断説は、イースター島に住んだのが400年前程度ですから万年前の議論には参加できないと思えますし、④も多くの学者さんは相手にしないです。今、人類はベーリング地峡で長い間滞留し温暖化した1万数千年前に最初に北太平洋沿岸を舟で南下したと考えられています。問題は、 3万年前からの 北海道「日本祖人」が1.単独で北米沿岸へ 2.ベーリング地峡でシベリア族と混ざって南下 3.関わらず です。なお、縄文人も、まして鎌倉時代からのアイヌは、問題外です。

我が国ではこの人類史の謎を教えられもせず、答えを求める研究も今の体制では有り得ません。人類史オリンピックへの参加どころか、あることもよく認識されていないのが問題なのです。文科省だけでなく環太平洋TPP唱導の経産省も認識していないことが残念です。

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