日本人、考古学とDNAで見えて来た!

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出アフリカを果たした現生人類が、東南アジアを経て北上し、当時の「曙海」畔から約4万年前に九州に渡来し、3万年前には沖縄から北海道まで「日本祖人」が拡がっていた事は、1万件を超える日本列島の旧石器遺跡で異論ありません。

この始まり時期から「曙海」を重視する私とは少し異なりますが、長浜浩明先生は、図のDNA比較からいわゆる①中国・韓国ルーツ説を遠く離れるとしてはっきり否定し、②沖縄が南九州からの近縁であること、③アイヌは、列島2代目の縄文人の子孫ではなく、(鎌倉時代から)トリカブト毒矢使用で侵入後勢力を拡大したこと、④朝鮮半島のソウル人は、日中の混血であり、新羅人は元々海を渡って来た倭人であること、などでこれまで言われてきた誤解を正しておられます。類似の我が報告とも矛盾齟齬が無く納得できます。日本の始まりから考えましょう。北海道「日本祖人」は、「最初のアメリカ人」かも知れません。

日韓の争いはどうなんでしょう、アイヌを縄文人の子孫で「先住民」などと外国にも誤解させてます、沖縄独立なんてホントに言うのですか。日本史は応仁の乱頃から学べば充分って、思い上がりです。

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