GHQ/コミンテルンの尻馬に乗った歴史歪曲が解かれて、今、大和朝廷の成立に至る神武東征及び北部九州の邪馬台国・日巫子などが最新科学で明らかにされてきています。3点報告です。1.神武東征即位は下図右のように薩長土肥官軍が討幕したような類似性を感じます。そして他国と異なり、いずれも無血入城的です。
2.何故、南九州に天孫は降臨し、薩摩が討幕原動力であったのか。薩摩には英国や南方貿易が、そして神武東征の時代は太平洋沿岸の「越」や1年かかっても裸国・黒歯国にまで至る交易による先進的な地域力があった類似性を思います。3.そもそも近隣に同族が居ない「日本人とは何者か」は、出アフリカ後の人類史の流れから、過半が沈んだSundaland地域の「インマレイド」人種が太平洋沿岸を北上して約4万年前に九州に渡海し、大陸から離隔した日本列島に変化し残ったものと考えるべきです。そして、その後の「水稲農耕」、「青銅・鉄金属」なども、太平洋沿岸ルートの渡来であり、縄文人が朝鮮半島南部にも進出していた痕跡が示すように、「大陸、朝鮮半島から伝わった」は誤りで 、太平洋沿岸 からです。コメも東南アジアが先か長江かと議論しますが、「言語」同様に太平洋沿岸ルート上での伝播の話です。