未だ出版もされていない、私たちに中味も分からない日本史の本が、amazonの驚きのトップを走っているらしいです。
アフリカを出た現生人類が、南方から北上して来て、4万年前頃に多くの家族が舟で曙海を渡って九州に来て、その「日本祖人」が3万年前頃には北海道にまで拡がっていました。
今や優れた文化が有った事で何かと話題になる縄文人の先代、私たちの祖先です。
日本祖人は、海水面が低下して陸地が増していた伊豆諸島へ黒耀石を採りに舟で37,000年前頃から行き来していて、世界の考古学会を驚かせています。
今、高校生が、いや大学生が、黒潮分岐流の流れる20~50kmの「伊豆海峡」を手作り舟で、帰りには黒耀石をたっぷり積んで行き来できるでしょうか?鹿の通り道に陥とし穴を何個もちゃんと上手く作って、家族に食べさせられるでしょうか?
始まり祖先の知的・体力的な能力にも目を向けましよう。
当時の赤ん坊を今、東京に連れて来て育てて、林修先生に教えてもらったら、大学に合格しちゃうでしょう。
あ、それとその後のいろいろな混じり合いで、僕は私は「先住民」だぞなんて言える人はまずいませんね、長い歴史ですから。
(了)