都会のマンション暮らしとスマホいじりですっかりひ弱になってしまった現代人。アウトドアの生活を知らない子供たち。
最近、「我は海の子」が教室で歌われていないらしいと聞いて、驚き「浜っ子」としても大変がっかりしています。
歌詞の言葉が古いのは、先生が意味を教えることで逆に教育効果があると思いますが。
何よりも重要な、世界の歴史理解と我が国の伝統の継承に繋がることですので。
まあ、海、山に(モンスターペアレントの)子供たちを引率される先生方のご苦労は察するにあまりありますが。
考えてみますと、上図のような暮らしは、考古学的には何も残らないかも知れませんし、ン万年前に比し海水面が100mも上昇してしまっては海中です。
でも、「見つからないモノは無かった」史観はいけないことを子供たちに教える良い教材です。
魏志倭人伝のみならず、ちょっと前まで日本人は、生の魚と海の雑草を喰う変なヤツと言われていました。
(誰だ?トロの味を大陸人に教えちまったのは!)
島国日本の、いやアジア太平洋の歴史的な海の暮らしを先ず子供たちが理解し、2020東京五輪でもアピールして欲しいなと思います。
(了)