戦前の歴史学問や教育を非難する人たちが放置した、早急に訂正されるべきデタラメ国会決議があります。
史実の裏付けのない事を、政治的な理由から「歴史」としてしまう酷さで、問題の根の深さは、投獄される恐れも無いのに誰も声を挙げない異常さです。
これは権力の弾圧よりも恐ろしく、時に科学の装いを施して世界人類史の流れに反したことを声高に主張し、他を沈黙させる恐ろしさです。
一人として先生方が、声を挙げない恐ろしさです。
因みに最近の先生方による地道な数万年前、十万年前に及ぶ石器などから、日本列島における旧人の存在を挙げる研究があります(学界論議中)が、それは別のことであり、旧人は先住民では有りません。
これも紛らわしい装いを施してデタラメの強化・補強に使われます。我々が問題とすべきは、最初の現生人類です!
仮に、何%かの影響が我々現生人類のDNAに及んでいるとしてもです。
日本列島史の始まりは北上史であり、その後の南下・西入も同族が含まれていることも考慮が必要です。
この列島で4万年(縄文時代以降プラス2万数千年)の長きにわたり受け継いできた大切な習俗に注目する必要がある事も、言うまでもありません。
(了)