南米大陸中央部のブラジルのサンタエリナ遺跡は、アメリカ史いや日本史を変える?! というショッキングなタイトルとします。
以前、米Harvard医科大が、南米アマゾンの3古部族のDNAの調査分析をしました。
結果は、付近の南米先住民、北米のNativeインディアンやシベリア・エスキモーなどと違い、現東南アジアの沈んだSundaland地域・同周辺の人々に近いという驚きのものでよく説明がつかず、学者さんはアタマを抱え疑いの目を向けました。
こんな古い時代に直路、太平洋を横断して南米入りするなんて遺跡上、全くあり得ませんので。
更に、そのアマゾン古部族DNAは、降雪寒冷地適応のDNA変化が無いことから世界の定説のシベリアからの者でないことになりますから。
そういう状況で、今回、23,000年を越える古い時代に南米中央にまで人類が進出していたという発見ですが、相変わらずアタマを抱えているのか世界の反応は余りありません。
使用した石器や絶滅した動物の骨などが、2千年前、万年前の地層序のしっかりした中で発見されて扱われ、ウラン・トリウム法など3種の年代測定法で分析が行われました。
その時代は氷河期で、シベリア人が-60度Cにもなる極寒の内陸やベーリング地域を越えて行ったとする学界主流説では、説明が難しいでしょうから頭抱えますね。
Sundalandから4万年前に九州に渡来して北上、30,000年前、北海道を出た日本祖人が居ました。
下図のA日本祖人が、北太平洋沿岸の昆布ハイウェイを、当時は北極海の冷水が入ってきていなかった暖かめのベーリング海沿岸ルートで渡米して南米にまで達していたんだろう、という当サイトの環太平洋移動・移住MigrationPOR説は如何でしょうか?
(了)