➀南方から北上して約4万年前から祖人が拡がった日本の始まり。時代の違うものを混ぜた3方向渡来図イメージのためか、日本から出て伝わったレヴィ・ストロースの神話研究などが出ません。
②人類史の「最初のアメリカ人」問題は、2.3万年前頃のニューメキシコの足跡発見で、近年の沿岸ルート説の更なる高まりから北海道が注目されています。しかし、沿海州から南下したPSHK人と決めるのは誤解であり、本州から北上のAomori Sojinも候補です。一方、2.5万年以前の話にJomonやAinuが登場するのも誤解であり、始まり時代の「祖人Sojin」用語が学界に無いことが問題の原因です。採用を。
③AかBかでは、新人類の沿海州南下は米ニューメキシコの「足跡」に間に合わない遅いもの(早くて2.5万年前から)であり、帯広(3.5-3万年前)・遠軽白滝(2.7万年前)の祖人は、道内遺跡状況、3.8万年前の伊豆祖人の北上並びに定説の東シベリアには実は議論の対象となる時代の遺跡の発見は無く、渡米の候補は北上継続の青森「祖人」なのです。
教室の誤解を正し世界の視野を―日本祖代研究会(RGaPJ)