欧米先生は洞窟絵の認知力に注目ですが、筏フネを造っての海峡越え、生業航海も凄くないですか?
図左、スペインの最古物や有名な仏アルタミラなどの洞窟絵が、旧人(近年ではネアンデルタールもの、スペイン・6.5万年以前)と違う現生人類の認知力・精神性を示すモノとされて長らく欧米人内心の優越感をくすぐってきましたが、インドネシア・スラウェシ島で更に古い動物・手型の洞窟絵が発見され学界にショックを与えました。
しかし待ってください。図右、近年のDNA分析や環境を含めた考古学、特に日本の1万件を超える祖代遺跡研究の進展などから、同じ頃に筏フネを造り一日がかりで家族が曙海のほとりから対馬海峡(対馬暖流なし、40-30km)を越え、祖人(初代、縄文前)は黒耀石を求めて生業航海し広域で交易していた認知・言語力も、図左インドネシアの洞窟で舟を描いていたのも凄くないですか?
今、大氷床時代の北米・ニューメキシコで2.3万年前の子供たちと大型哺乳動物などの足跡が発見され、人類の初期アメリカ新大陸移住における昆布ハイウェイの太平洋沿岸ルートに光が当たってきています。日本列島ルート・道東ゲートウェイ北上説も注目されており、教室でこれらの始まり祖代の海民・祖人の状況を教え世界に発信し、唱歌「我は海の子」が必修曲として津々浦々で歌われますよう、日本祖代研究会(RGaPJ)は強く求めます。