図右➀米ニューメキシコの足跡発見で、シベリア狩猟族の進入定説(そもそも東シベリアの考古発見痕跡は無し)が揺らぎ、西海岸ルート・昆布ハイウェイ説の高まりから、沿岸ルートで時代的に標準(2.6万年前)突破している北海道(DNA分析的にも否定されない)が注目されてきています。
図左②巷間のシベリアからマンモス「ハンターが来た」は、マンモスの骨はともかく道内における北ハンターの時代的な考古痕跡が発見されていない誤解です。注目は青森祖人Sojinであり、日本列島の東西から北上した祖人の青森・陸奥平野(当時)における合一の賑い基盤が重要です。氷河期における寒冷地への北上と拡がりの継続は、樺太のような処女地のマンモスではない海獣・海産物等の食の豊かさと国宝・遠軽白滝黒耀石の魅力も理由です。そして、実は仙台から北の暮らしの予行練習は出来ていたのです。
北海道史の議論を教室に世界に―日本祖代研究会(RGaPJ)